小沢氏不起訴、地検特捜部長の一問一答(読売新聞)

 4日の記者会見での佐久間達哉・東京地検特捜部長と報道陣との主なやりとりは次の通り。

 ――小沢氏は嫌疑不十分で不起訴ということだが

 「共謀には共犯者の行為を通じて自らの犯罪をする意思が必要。有罪を得るだけの証拠が足りなかった」

 ――検察内部で積極論と消極論があったのか

 「個々の検察官によって証拠の見方は違う。お互いに確認しながら一つの結論を引っ張ってきた」

 ――虚偽記入の動機は

 「土地購入の原資を隠すことが目的」

 ――原資は解明できたのか

 「原資が何も分かっていなければ、起訴とならない。(土地代金の原資となった)4億円は陸山会の前に一度、小沢議員に帰属している。どういう金かは公判で明らかにする」

 ――この4億円の一部はゼネコンからのものか

 「それは言えない」

 ――小沢氏が記者会見で説明した原資は違うのか

 「今日の時点では否定も肯定もしない。必ずしも小沢議員の説明をそのまま認定しているわけではない」

 ――今後、陸山会以外の(小沢氏関係の)政治団体は追及するのか

 「具体的なことは念頭にない。現時点で立件すべきものは立件した」

 ――小沢氏の供述調書は公判の証拠として出すか

 「一般論としてはそう。これから検討する」

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宝くじ28億円的中男が殺されていた!…米フロリダ(スポーツ報知)

 賞金3100万ドル(約28億円)の宝くじに当選した米フロリダ州に住むトラック運転助手のエイブラハム・シェークスピアさん(43)が昨年4月から行方不明になっていた事件で、同州の保安官事務所は29日、遺体の一部が民家近くの地中から見つかったと発表した。AP通信など、複数の米メディアが伝えた。昨年4月から行方不明になっていた男性の背後には、当選後に近寄ってきた女性の影があった…。

 捜査当局の発表によると、人気のない民家の裏庭から発見された遺体から、シェークスピアさんと同一の指紋を検出した。コンクリートの下から発見されたことから、当局は殺人事件として捜査している。週明けには死因が判明しそうだ。

 AP通信などによると、シェークスピアさんは2006年にフロリダの宝くじに当選し、約28億円を手にした。母と一緒にタンパ東部の郊外に住み、トラック運転手の助手として働いていた。何とか読み書きができるほどの能力で、金には無頓着だったという。

 「宝くじが彼の人生を最悪のものに変えてしまった」と話す幼なじみは「みんな友人と思っていたが、ある時、彼らはみな金が欲しいだけなのだと気づいた」と打ち明けられたという。同僚のトラック運転手から「一緒に牛肉を飲食店に運搬している途中に、当たりの宝くじを盗まれた」と訴えられたこともある。結局、裁判で勝訴したが、最後まで人間不信は払しょくできなかったようだ。

 捜査当局は、殺人事件の重要参考人として、親しかった1人の女性に注目している。この女性はシェークスピアさんが07年に家屋を購入してから「あなたの本を書きたい」などと言って親しくなった。資金管理を任されていたとし、シェークスピアさんの口座や不動産の名義がその女性名義に変更された。男性の携帯電話も所持し、行方不明後には、本人を装って知人らにメールや電話をした記録も確認されている。

 さらに、女性は多額の援助を受けていたとして、長期旅行に出かけたり、高級車のハマーやコルベットなども購入。さらに、シェークスピアさんの遺体発見現場近くの民家の所有者は、この女性のボーイフレンドだった。女性は当初、捜査に協力的だったが、その後、供述を拒否。シェークスピアさんの行方については「当選金のことを聞かれたくないので町を出て行った」などと、地元紙に説明していた。

 この事件では、捜査員が捜査情報を女性に漏えいしたとして逮捕されているが、殺人にかかわった容疑者は逮捕されていない。あまりに、浮き沈みの激しい人生に、地元住民は沈黙を続けている。

 現代版「シェークスピアの悲劇」の結末は…。

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