「北限のサル」上野が嫌い?壁越え7時間家出(読売新聞)
東京・上野の上野動物園で24日、青森・下北半島に生息する国の天然記念物「北限のニホンザル」23頭を、この日からの一般公開のためサル山に放ったところ、うち1頭が高さ約4メートルもある壁を乗り越えて脱走した。
1931年に同園のサル山ができてから、サルが脱走したのは初めて。約7時間後に園の近くで捕獲されたが、園の担当者は「脱走を試みたサルすらこれまではいなかった。野生のサルの身体能力はすごい」と脱帽していた。
同園によると、脱走したのは体長約50センチのオスの「カジキ」。午前9時半の開園直後、サル山につながる小屋から放つと、すぐに垂直のコンクリート壁を駆け上り、姿が見えなくなった。午後4時ごろ、500メートル離れた上野公園内の飲食店の地下倉庫にいるのを発見され、職員が捕獲用の網で捕まえた。初めは暴れたが、すぐに観念して静かになったという。
同園では、サル山に電流が流れる柵の設置を検討するという。
・ 成田上空の金属片落下、エンジン部品腐食が原因(読売新聞)
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・ 検視官の出動数43%増=解剖率は小幅上昇−警察庁(時事通信)
1931年に同園のサル山ができてから、サルが脱走したのは初めて。約7時間後に園の近くで捕獲されたが、園の担当者は「脱走を試みたサルすらこれまではいなかった。野生のサルの身体能力はすごい」と脱帽していた。
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同園では、サル山に電流が流れる柵の設置を検討するという。
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外国人参政権推進派の支柱が撤回 長尾教授「明らかに違憲」(産経新聞)
外国人に地方参政権を付与できるとする参政権の「部分的許容説」を日本で最初に紹介した長尾一紘(かずひろ)・中央大教授(憲法学)は28日までに産経新聞の取材に応じ、政府が今国会提出を検討中の参政権(選挙権)付与法案について「明らかに違憲。鳩山由紀夫首相が提唱する東アジア共同体、地域主権とパックの国家解体に向かう危険な法案だ」と語った。長尾氏は法案推進派の理論的支柱であり、その研究は「参政権付与を講ずる措置は憲法上禁止されていない」とした平成7年の最高裁判決の「傍論」部分にも影響を与えた。だが、長尾氏は現在、反省しているという。
長尾氏はドイツにおける部分的許容説に影響を受け、昭和63年に論文「外国人の人権−選挙権を中心として」を発表。「地方議会選挙において、外国人に選挙権を認めることに、憲法上特段の障害は存在しない」と主張し、「部分的許容説は合憲」との立場をとった。ただ、当時から「政策論としての(参政権)導入には大反対だった」という。
昨年9月に民主党政権が誕生し、外国人への地方選挙付与が現実味を帯びたことで、長尾氏は自説に疑義を抱き始めた。政治思想史の文献を読み直し、昨年12月の段階で、理論的にも状況の変化という理由からも、「部分的許容説は維持できない。違憲である」との結論に達した。
また、昨年2月、韓国での在外選挙権法成立で、在日韓国人が本国で国政参政権を行使できるようになり、状況は一変したと考えた。長尾氏は「現実の要素が法解釈に影響を与える『立法事実の原則』からも、部分的許容説はもはや誤りである」と語る。自身が学説を紹介したことで外国人参政権付与が勢いづいたことに関しては「私の読みが浅かった。慚愧(ざんき)に堪えない」と述べた。
さらに、焦点は「在日韓国人問題から中国人問題に移る」との認識を表明。政府が法案提出を検討していることについては、「とんでもない。国家解体に向かう最大限に危険な法律を制定しようというのは、単なる憲法違反では済まない」と警鐘を鳴らした。
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長尾氏はドイツにおける部分的許容説に影響を受け、昭和63年に論文「外国人の人権−選挙権を中心として」を発表。「地方議会選挙において、外国人に選挙権を認めることに、憲法上特段の障害は存在しない」と主張し、「部分的許容説は合憲」との立場をとった。ただ、当時から「政策論としての(参政権)導入には大反対だった」という。
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介護施設でのターミナル、ケアマネが意見調整の中心に(医療介護CBニュース)
東京都介護支援専門員研究協議会はこのほど、研修会を開き、介護施設におけるターミナルケアの状況を報告した。シンポジウムでは、職員の果たすべき役割などが話し合われた。
ターミナルケアについて、特別養護老人ホーム、老人保健施設、認知症グループホーム、有料老人ホームの職員がそれぞれ報告し、医療体制が十分でないことや、スタッフの教育などが不足していることを問題点として挙げた。
有料老人ホーム「グランヴィ歳王」の西岡伸介氏は、ターミナル期のケアマネジメントの反省点として、▽本人や家族との意思疎通が十分だったか▽職員に不安はなかったか▽状態変化などに対するカンファレンスは適切だったか▽プライバシーに配慮できていたか-などを挙げた。
介護老人保健施設「めぐみ」の福田英二氏は、末期がんの男性患者を受け入れた際に、妻の希望をできるだけ聞こうとしたが、妻が頻繁に差し入れをしたり、夫を勝手に連れ出したりするなどの行動が目立ち、スタッフとの間に摩擦が生じた事例を紹介し、信頼関係を築く難しさを語った。また福田氏は、ターミナルケアではマニュアル化できないことも多く、末期がん患者の場合も、余命宣告の3か月を過ぎた後が「本当の勝負だった」と振り返った。
「台東区立特別養護老人ホーム谷中」の千葉明子氏は、契約時に最期をどう過ごしたいのかを本人と話し合うほか、死期が近づいた場合は、家族、医師・看護師を交えて、どこでどのように過ごすかをケアマネジャーが中心となって話し合うとした。
また、ターミナルケアを終えた後は、スタッフが集まって反省会を開き、職員がそれぞれ思いを吐露できる場面を設けたことは、気持ちを整理する上でもよかったという。
認知症グループホーム「ニチイのほほえみ瑞江」の熊谷恵津子氏も、入居時に本人の意思や家族の思いを確認することが重要と指摘。ただし、家族の意見がそろわない場合は、ターミナルケアを受けるのはリスクが高く、「その後の対応が困難な状況も想定できるので、お断りしている」という。その一方で、本人や家族の意思決定を引き出せるように最大限の情報を提供する努力が必要と語った。
コーディネーターの「旭川荘結びの杜ホーム」の森繁樹所長は、「われわれは答えが分からない中で(ターミナルケアを)やっている。だから意見調整も必要だし、覚悟も必要。その際に中心になるのは、施設の場合はケアマネジャーではないか」と指摘した。
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菜の花 満開で一足早い春 神奈川県二宮町の吾妻山公園で(毎日新聞)
神奈川県二宮町の吾妻山公園で菜の花が満開となり、行楽客らが一足早い春を満喫している。約1800平方メートルの敷地に、約4万5000株が植えられており、天気の良い日には雪化粧をした富士山と花の「共演」が楽しめる。行楽客らは、写真を撮ったり、スケッチをしたりして一面の黄色い「じゅうたん」を楽しんでいた。【西本勝】
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